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東西南北

ニッケイ新聞 2010年7月17日付け

 統一選候補者達の立候補資格の審査は、フィッシャ・リンパ法制定などでより広範なものとなった上、聖州では裁判所職員のストも継続中。選挙裁や検察当局の働きは多忙を極めているが、立候補取消しの可能性のある候補者数は聖州分が出揃うまで確定不能だが、16日付フォーリャ紙には、知事選候補者の中で資格取消し審査の対象として名前が挙がっているのは33人との記事。全体では2万人余りの候補者から数千人が除かれる可能性があるようだが、新法発布に伴う告発数増加で審査が間に合わず、投票後に失格となるケースも増えそうだ。
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 高速鉄道の入札公示式典でついついジウマ候補の名を口にしてしまったというルーラ大統領。8回も罰金を科せられてもやはりその名を口にしてしまうというのだから、ジウマ氏に対する思い入れの強さは相当だが、今回は公式行事での選挙アピールだけに、選挙裁判所も一段と渋面。ビデオなどを解析した結果次第では、ジウマ氏の立候補取消しやルーラ大統領の被選挙権剥奪もあると選挙裁判事が口にするほどだが、入札公示式典での発言に対して謝罪するに当たってもジルマ氏の名前を繰返す大統領。懲りない面々が多い国だと思うのはコラム子だけ?
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 青少年保護法発効20周年を記念して体罰などを禁ずる法案が国会に上程された直後、ベッドに鎖でつながれていた10歳の少年を警察が救出という事件。面倒を見ている祖母は、どこかへ行こうとする度に近所の自転車を盗んだりする少年にほとほと手を焼いてと弁明。子供2人を家から追い出し、あんな子供達など面倒見切れぬと言った母親逮捕の例もあるが、家族の愛が冷えた家庭の子供はどうやって人を愛する事を覚えるのか…。

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