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東西南北

ニッケイ新聞 2012年12月1日付け

 サッカーブラジル代表(セレソン)監督に就任したフェリポンが、11月29日の記者会見でいきなりの失態。ベンチの意味のバンコを銀行とかけて「プレッシャーに耐えられないくらいなら、セレソンでプレーしない方がいい。ブラジル銀行で働けばいい」と発言したことで、銀行業界から苦情が殺到した。就任早々、いきなりつまずいたフェリポンだが、来年2月6日の初戦、イングランドとの親善試合では好結果を期待したい。
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 11月15日にも報じたサンパウロ市のカトリック総合大学(PUC—SP)の新学長問題だが、アナ・シントラ新学長は11月30日に就任予定だったが、スト中の反対派学生に妨害され、学長室に入れなかった。シントラ氏は学内での学長選挙で3位だったが、学長指名権のあるオジロサンパウロ市大司教から学長に選出された。これが「大学のしきたりを破った」と学生たちの怒りに火をつけた。誰も譲歩をしようとしないこの問題の解決やいかに。
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 レディ・ガガのサンパウロ市公演も記憶に新しい中、POPの女王マドンナが11月30日午前、ブラジル公演のためリオの空港に降り立った。マドンナのブラジル公演は1993年と2008年に続く3回目。1日のリオ公演後、4、5日がサンパウロ市モルンビー・スタジアム、9日がポルト・アレグレ。若手のガガに押され気味のマドンナが、貫禄を示せるか。

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