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東西南北

ニッケイ新聞 2010年7月30日付け

 遺伝子組み換えによる生産性向上などが協調される農業界だが、28日付エスタード紙に、司法当局がバイエル社の遺伝子組み換えとうもろこしの販売を禁止の記事。販売が禁止されたのはリバティ・リンクと呼ばれる種類で、販売禁止と同時に同とうもろこしの使用も禁止。遺伝子組み換え種の栽培地では、花粉が飛んで従来種のみを栽培していた畑でも遺伝子組み換え種の実がなるなどの問題も出ている事から、モニター機能の強化などの必要がいわれていたもの。欧州では遺伝子組み換え種の輸入はしないなど、世間の風当たりはますます強くなる?
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 保健省が公立校でのコンドーム配布用機械製造に向け動き出した。カーニバルの時期などは特に、性的な乱れがいわれる伯国。エイズなどの感染症防止策として、避妊具のコンドームが青少年向けに配布されるというのはさすがというしかないが、同種の機械導入は4年近く計画段階から抜け出さずにいたもの。本気だったのかと驚きつつも、実際の配布はいつ?と興味半分で見てしまうコラム子だが、性教育も行っている公立校対象に設置されるというこの機械。1台600~900レアルという価格が妥当か否か、一体いくつの避妊具が必要になるのかなども考えてしまう…。
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 米国のデューク大学で教鞭もとる伯国出身の神経医学専門家、ミゲル・ニコレイリス氏が、米国医学研究所からパイオニア・アウォード賞を受賞し、今後5年間の研究費として250万ドル(440万レアル相当)の賞金を受取る事に。過去の業績ではなく、将来の研究結果に期待するという趣旨の同賞受賞が決まった同氏は、思考によりロボットを動かすシステム構築やパーキンソン病の研究などを行っている。

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