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福島から「ちびっこ使節団」=会津若松の小学生2人=ロ・ノリオ校で交流・勉強=「日本との違い感じて」

ニッケイ新聞 2010年7月31日付け

 ロベルト・ノリオ学校(山内和子校長)の交流校である福島県会津若松市の坂下町立金上(かながみ)小学校から派遣された「ブラジルちびっこ使節団」(引率=成田嘉孝(よしたか)さん)が23日に着聖し、ノリオ校の教師、生徒らが迎えた。使節団団員は星伸明君(6年生)と成田律志(りつし)君(5年生)の2人。2週間の日程で、イグアス、リオ、ブラジリアなどを観光し、8月から同学校の授業に参加する。

 初めての海外で、長旅に少し疲れた表情の星君は「学校に行き、皆と一緒に勉強するのが楽しみ」と話した。特技は剣道という。
 引率する父親の星源市さんは「交流を通じて大きな人物に育ってほしい」と期待し、「留守番するから行っておいで」と後押ししてくれた夫人への感謝の思いを語った。
 成田君は、今年1月にロベルト・ノリオ学校からの使節団で訪日して自宅にホームステイした岡崎ペドロ君に「もう一度会いたかった」という。
 一緒に行った書道教室や公園、雪遊びがとても楽しい思い出。「こっちでもまたペドロと遊びたい」と少し照れながら話した。
 訪日した岡崎君に日本の思い出を聞くと、「成田君との遊び、理科の磁石の実験が楽しかった」と答えた。
 同じ使節団だった多田リスケ君は、日系人の父親の勧めで8歳の時に同団として日本を初訪問。「また行きたい」と親に訴え、二度の訪日を果たした。初めて見た日本の雪が好きだったという。
 引率者代表の成田さんは、85年に県費研修で伯国に滞在した経験がある。「初めてのブラジルで凄く感動した。もっと皆に知ってもらいたいと思った」、その気持で成田さんは同団を手伝う。
 続けて「何かと感じやすいこの年代。授業、ホームステイなどを通じて、日本との違いを感じてほしい」と期待を込めた。

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