ホーム | 日系社会ニュース | 若さ溢れた老ク連芸能祭=文協=今年も8百人で大賑わい=320人がはつらつと

若さ溢れた老ク連芸能祭=文協=今年も8百人で大賑わい=320人がはつらつと

ニッケイ新聞 2010年8月11日付け

 ブラジル日系老人クラブ連合会(五十嵐司会長)が主催する『第34回老人クラブ大会&芸能祭』(内海博実行委員長)が7日、文協記念講堂で盛大に開催された。毎年父の日の前日に行なわれる同イベント。今年は320人が出演して若さ溢れる舞台を披露、800人の観客(主催者発表)で終日満席となる賑わいを見せた。

 午前中に行なわれた開会式では、先亡会員に黙祷を捧げた後、五十嵐会長が、「会員が希望する楽しいことはなんでも実現させるとともに、先輩方が常に意識した良い老ク連作りを持続できるよう一生懸命がんばります」と苦労を重ねてここまで老ク連を大きくした関係者たちに感謝の意を示した。
 続いてPL診療所の小野寺近医師が、「胃の病気」と題して講演。小野寺医師は、「老ク連会員のみなさまは毎日身体を鍛えていて素晴らしい、これからも続けてください」と健康第一を呼びかけた。
 今年は各地の老人クラブから、特別出演を含む70組以上が出演。個人舞踊や団舞、民謡などを次々と披露した。
 7人の団舞で1年の練習成果を披露したビラ・ソニア老壮クラブの平井ヒロ子さん(70)は舞踊歴10年。いまも週に一回、4時間練習に励んでいる。「毎年踊るたびに緊張はするけれども、今年も無事に踊れてよかった」と平井さん。共に出演した最年長の井口たき子さん(85)も、無事に舞台を終えたことに胸をなで下ろしていた。
 「ここに参加するおばあちゃん、おじいちゃんは本当に元気、日本のより元気じゃないかな」と話すのは、10年以上も審査員を務め、また老ク連でフラダンス、フォークダンス、フラメンコなどを教える戸塚マリさん。「毎年甲乙つけがたい」と、各発表の審査の難しさを嘆いた。
 当日講堂前サロンにはバザーの店が所狭しと並び、古着から古本、古ビデオ、惣菜、菓子類、日本産文具、カラスミまで、さまざまな品物が格安で販売され、終日混雑を見せた。
 観客席で目を輝かせていたのは、大山はるえさん(86、宮崎県)。毎年旧友と再会できる芸能祭を楽しみにしているという大山さんは、「舞踊を見るのが好き。友達が安来節を披露するので楽しみで仕方がない」と笑顔で話した。

image_print

こちらの記事もどうぞ