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尼崎市=宝塚の伯人死傷放火事件=亡くなった母親の追悼ミサ

ニッケイ新聞 2010年8月11日付け

 【神戸新聞】兵庫県宝塚市の民家が放火され、ブラジル国籍の家族3人が死傷した事件で、亡くなった母親(31)を悼むミサが8日夕、遺骨が安置されている尼崎市北大物町、カトリック尼崎教会で営まれた。
 母親の知人の在日ブラジル人や、殺人などの容疑で家裁送致された長女(15)の中学校の教職員ら約80人が集まり、ポルトガル語の聖歌や、神父の説教に耳を傾けた。
 尼崎市内で在日ブラジル人の支援を続ける大島奈緒子さん(53)が、ミサを企画した趣旨を説明。全身大やけどを負った父親(39)と次女(9)の回復や「長女の改心のためにも祈りましょう」と参列者に語りかけた。
 ブラジルから来日した祖母(75)や、長女とともに逮捕された同級生の少女(14)の母親(36)も参列。遺影の前で涙を流していた。亡くなった母親と親交の深かった日系ブラジル人女性(45)=大阪市=は「今はただただ悲しい」と言葉少なだった。
 ミサを取り仕切った日系ブラジル人の神父(61)は「(長女は)愛や希望を取り戻し、今後は光の中を歩んでほしい」と願っていた。(上杉順子、堀内達成、竹本拓也)

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