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東西南北

ニッケイ新聞 2010年9月10日付け

 本紙掲載中の小説の主人公ランピオン(本名:ヴィルグリノ・フェレイラ)と共に、動乱の時代を生きた最後のカンガセイロ、アントニオ・イナシオ・ダ・シウヴァ氏が6日にミナス州ベロ・オリゾンテで100歳の生涯を閉じた。サウダーデ墓地で7日に行われた埋葬時は花火が打ち上げられたという同氏は、70年間妻とともにミナス州に身を隠していた人物で、08年に93歳で逝った妻との間には、72歳になった長男以下6人の子供がいるという。
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 先日選挙戦継続を断念したクエルシア氏同様、サンパウロ市のシリオ・リバネス病院に入院中の上院議員選候補のロメウ・トゥーマ氏が8日、選挙戦継続の意向を表明した。入院はまだ数日続くが、本当に大丈夫?
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 8日、いつにない頭痛や吐き気を薬で抑えて仕事を済ませたコラム子が、帰宅後、同じ頃自宅にいた主人がめまいや頭痛を感じ、コラム子が飲んだ薬が効いて体温低下まで起きた時間に、主人は床に着いていたと知ったのは偶然か、同時性(時間の符合)か、それとも、食生活など共有部分が大きいゆえの必然か。しかも翌朝のテレビでは、まさに日付や時間の符合・一致を意味するシンクロニズモの事を話していた。電話を掛けようとした相手から電話が掛かってきたなど、偶然以上の何かという場面は多々あるが・・・。

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