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統一選=日伯もっと近づけたい=州議選出馬の辺原氏

ニッケイ新聞 2010年9月24日付け

 10月の州議選にPSB(ブラジル社会党)から出馬する辺原ジョルジ敏晴さん(65、二世)が本紙を訪れ、抱負を語った。
 サンパウロ州バルパライゾ出身。両親は熊本県出身。大学で医学を学び、1970年代に自費で訪日して千葉、東京の医大で3年間胃カメラを研修した。現在もサンベルナルド・ド・カンポ市で胃腸科の診療所を運営し、07年から補欠当選で同市議を一期務めた。
 自身が日本で学んだことが帰伯後役立った経験を振り返り、医療技術をはじめとする日伯交流強化を訴える。「政治家の働きがなければ日伯交流はない」と強調し、「今のうちに、日本のすばらしい技術を三世の人達が学んで持ってくれば、ブラジルと日本はもっと近くなる」と意気込みを示した。

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