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大耳小耳

ニッケイ新聞 2010年9月24日付け

 医師会からの反発もあり、任期半ばにしてサンタクルス病院の理事長を辞任した菜切健児氏。昨年3月の就任時、本紙の取材に対し、「最先端の医療機器があっても、信頼できて有能な医師がいなければ人は集まらない。大事なのは人。中身をしっかりして、今以上に人を呼ぶ病院を目指したい」と抱負を話しているが、何とも皮肉な結果に。
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 ブラジル代表として日本の郷土民謡大会に参加する小林和八さん。一人での練習に「何度もやめようと思った」が、民謡仲間の少ないイパチンガでコツコツ続け、長年サンパウロ市まで指導を受けに来るのは大変だったろうと想像。まさに好きこそものの上手なれ、か。一方、別な〃苦労〃をしただろうと想像されるのは、初心者の頃から10年間夫の民謡を聞き続けてきた妻の恵美子さん。10年聞いてきた感想を尋ねると、苦笑いしながらも、「嬉しい」とにこやかな表情を浮かべていた。

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