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兵庫県人会=カンポスへ恒例ピクニック=「来年また会いましょう」

ニッケイ新聞 2010年9月29日付け

 ブラジル兵庫県人会(尾西貞夫会長)は8月15日、カンポス・ド・ジョルドン市のさくらホームへ年に一度の恒例ピクニックを行い、役員、会員など50人が参加して親睦を深めた。
 当日午前8時県人会前を出発。曇り空ではあったが天気は持ちこたえ、美しい花を付ける桜並木を歩き、参加者は満足げ。開催中の桜まつりで各種の舞台公演を楽しみ、おみやげを買い込みながら同ホームを各自自由に見て回った。
 昼食では同地で養殖される鱒の弁当に一同舌鼓。
 尾西会長からは11月に迫った同会創立50周年記念式典についての報告と共に、会員一同の参加、協力の呼びかけが行われた。
 帰路についたバスの中では、同県出身でカンピーナス在住の後藤留吉さん(102歳、9月19日に死去)が毎年寄付する梅酒、梅酢、梅ジャムなどがくじ引きの景品とされ、車内はにぎわった。
 再会を喜び、〃一年分のおしゃべり〃に花を咲かせた参加者らは、「来年も会いましょう」と約束を交わし、解散した。

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