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ブラジル龍馬会=講演「なぜ今、竜馬なのか」=専門家が魅力の秘密に迫る

日系社会ニュース

ニッケイ新聞 2010年10月7日付け

 ブラジル龍馬会(谷広海会長)が主催するテレビドラマ鑑賞会並びに、鹿児島大学・原口泉教授を招いた講演会が10月20日、宮城県人会館(Rua Fagundes, 152)で開催される。鑑賞会は午後3時、講演会は午後5時から。入場は無料。
 上映されるテレビドラマは司馬遼太郎原作の『竜馬がゆく』(東京テレビ、04年、約2時間)の第一部「出発」で、主演は市川染五郎。全4部構成で、残りは水曜シネマで順次上映される予定になっているという。なお題名が実名の「龍馬」でないのは、司馬遼太郎がフィクションとして描いたからだと言われている。
 続いて行われる講演会のテーマは「なぜ今、竜馬なのか」。NHK大河ドラマ『翔ぶが如く』『琉球の風』『篤姫』などの時代考証を担当した鹿児島大学の原口泉文学部教授が来伯し、専門家の視点からみた龍馬の生涯を語る。龍馬の女性関係、一般には知られていないエピソードなど、専門家ならではの珍しい話があるという。
 同会の大野正人(まさひと)副会長は「龍馬には世界を良くしていこうという気概、夢がある。ぜひ多くの人に来場してもらい、日本人としての誇りを感じさせてくれる彼の生涯に関心を持ってほしい」と呼びかけた。
 終了後には同会館屋上で、参加費30レアルの夕食会も行なわれる。準備の都合上予約が必要。
 詳細は下記の世話人まで。電話番号、大野(11・3207・3210)、山岸(11・4057・2337)、本田(11・8587・7755)。

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