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ニッケイ新聞 2010年10月27日付け

 博研会員でもあるブラジル桜イッペー連盟の吉岡パトリシオさんによれば、海岸山脈の植物の苗5千本を植えた場所はカルモ公園の中で1500本の桜が植えられている場所のすぐ隣。昨年カサビ市長が2倍に増やすと約束し、市が費用を負担して更に1500本増やしている最中だ。「一 カ所に3千本なら海外最多では」と吉岡さん。しかも増やしているのは日本のそれに近い雪割桜。数年したら8月中ごろには、日伯の植物が隣り合った素晴らしい景観が見られるに違いない。
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 産業開発青年隊の小山徳さんは60年代初め、ウムアラーマの訓練所施設から仲間4人とボートで川下りの冒険に出発。4日ほどかかってグアイラ市まで到着。その当時すでに橋本さんは、セッチ・ケーダス博物館館長だったという。「僕らは植物の日本語の名前を憶えるだけでも大変なのに、橋本さんは死ぬ直前まで、英語やラテン語の学名までスラスラと書いていた。凄い記憶力の持ち主でした」と偲んだ。
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 17日は、連休と選挙に挟まれた週末ということもあり、イベントが集中した。ハシゴ取材の一日だったが、北海道協会であった「うな丼祭り」にも終盤間際に立ち寄った。人の入りは芳しいものではなかったようだが、木下利雄会長いわく、「去年よりも販売数が増えた」とか。今回5回目。高価かつ日系人にも馴染みがない食の普及は、〃蛮勇〃といえば大げさだが、苦労も大きかろう。関係者に拍手を送りたい。

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