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沖縄県人会=「ウチナー芝居」楽しんで=97歳上高齢者のお祝いも

ニッケイ新聞 2010年11月2日付け

 沖縄県人会(与儀昭雄会長)主催の「第5回ウチナー芝居」が7日午後2時から同会館(R.Tomas de Lima,72)で開かれる。入場無料。
 沖縄の方言(ウチナーグチ)を使った歌劇、舞踊劇や喜劇などを披露する催しだが、当日は日本語、ポルトガル語の解説をつけるという。実行委員長の具志堅シゲ子さんは「見ても楽しい。方言の分からない人でも楽しめます」と来場を呼びかける。出演は琉球舞踊協会、斉藤悟琉舞道場、サンマテウス支部、民謡協会など。このほか、4人が出場してウチナーグチのスピーチもある。
 また当日正午からは、数えで97歳のカジマヤー(風車、子供に帰るの意)以上の県人高齢者を祝う催しも実施される。今年の定期総会でサントアンドレ支部が提案したもので、毎年実施していくそうだ。担当の高安宏治さんによれば、該当者は32人。「会員、親戚なども集まって愉快に楽しく過ごしてもらいたい」と呼びかけた。
 会場では沖縄ソバなどの食事も販売する予定。問い合わせは同会(11・3106・8823)まで。

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