ホーム | 日系社会ニュース | 文協ワルツの夜=生オーケストラに乗って=100人が酔いしれる

文協ワルツの夜=生オーケストラに乗って=100人が酔いしれる

ニッケイ新聞 2010年11月26日付け

 ブラジル文化福祉協会会員拡充委員会(上辻照子委員長)は10月23日文協ビルで「第3回ワルツの夜」を開催し、参加者は島田正市氏率いる「ゴールデンスターズオーケストラ」が奏でる軽快なリズムに酔いしれた。
 壁から天井まで白く覆われた文協ビルの体育館。ダンスフロアを囲むようにテーブルを配置、前方中央に楽団が構える。この夜はダンス愛好者約100人が集まった。
 開会式で上辻委員長は「ワルツを通じての今夜の出会いを楽しみにします」とあいさつ。文協の桂川富夫副会長は、「踊りは幸せを運んで来てくれ、人生を豊かにしてくれる」とし、文協でのダンスパーティ等の催しは少ないことなどに触れ、開催を祝福した。
 メゾソプラノ歌手荒井アリセさんのショーで始まり、ジャズ、シャンソン、カンツォーネ、サンバにタンゴ約70曲が生演奏された。
 「いくらいい演奏の録音でも生バンドには敵わない」と指揮を務めた島田氏。同氏が同パーティーで伴奏を務めたのは初のことだ。9月に文協で開催した音楽活動60年周年記念コンサートがきっかけになったという。
 銀の刺繍がきらびやかなベストに蝶ネクタイ、白のスラックスでビシッと決めた佐藤泰司さん(84、北海道)は妻の瞳さん(72、二世)と来場。共に華麗なダンスを見せた。
 泰司さんは「背筋をスッと伸ばすので腰が曲がる予防になります」と笑う。健康のために続けるダンス。「サンバにフォホー何でも踊りますよ」と話すのも束の間、音楽が始まると立ち上がりフロア中央でパートナーを見つけ、スッと背筋を伸ばした。
 演奏は続き、宴の夜は更けていった。
 和紙で作られ、卓上に飾られた造花も販売。この日の収益の一部は難病を研究・治療している協会(ABDIM)に寄付される。

image_print

こちらの記事もどうぞ