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仏教団体が慈善封筒渡す=計2万余レアルの浄財

ニッケイ新聞 2010年12月16日付け

 ブラジル仏教連合会(佐々木陽明会長)と釈尊讃仰会、ブラジル仏教婦人連盟が一年間の行事の中で集めてきた慈善封筒が13日午前、サンパウロ日伯援護協会(森口イナシオ会長)に手渡された。こどものその、憩の園、希望の家、和順ホーム(パラナ州マリンガ市)にも同日渡され、計2万余レアルだった。
 来年から仏連会長に就任する菊池顯正(けんしょう、73、熊本)東本願寺開教監督が挨拶にたち、「多くの方々からのお気持ちです。有効にご利用いただきたい」と述べると、森口援協会長は「援協として心を一つにして隣人のために尽くすことが使命だと思っている。みなさまの御協力は、本当に心強い」と感謝した。
 仏教3団体からは浄土宗のイナバ・ペドロ師、日蓮宗の石本妙豊師、日伯寺の木原好規護持会会長、東本願寺の川上寛祐師ら約10人が立ち会った。

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