ニッケイ新聞 2010年12月22日付け
藤間流日本舞踊学校(藤間芳之丞会主)は創立50周年、芳之丞会主の師籍65周年、踊り初め50回などを迎え、1月9日午前11時から、文協大講堂(R. Sao Joaquim, 381)で記念公演「藤間流大会」を開催する。
当日は、「藤之会」の与那嶺米、小倉ふさ、田畑ひろみ3氏の師範免許、5氏の皆勤賞や功労賞などの授与式が行われた後、舞踊の公演が始まる。
芳之丞会主、名取、門下生ら60人ほどが出演する新春の舞では、28に及ぶ舞が披露され、第2部の「松の章」で「和の会(石田ひろ子代表)」が長唄、三味線の伴奏を務める。
日本から長唄の指導者で、「東音会」メンバーである杉浦和子氏も同公演出演のために来伯しており、本番までの1カ月間舞踊家らとの練習を積んでいる。
出演者などと来社した芳之丞会主は、「今日まで50年間を門弟、ファンの皆様の助けを得て迎えることができた。これからは先の50年が始まる。これを機に初心に戻り精進したい」と同祭に向けて意気込みを語り、一同は来場を広く呼びかけた。
入場料は35レアル(豪華商品の抽選券付き)。問い合わせは同学校(11・3207・5525、4436・7685)まで。