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明るく、飛躍の1年願い=池坊ブラジル支部初生け=14、15日

ニッケイ新聞 2011年1月8日付け

 華道家元池坊華道会ブラジル支部(河村徳子支部長)は14、15両日、恒例の新年初生けを「レストラン新鳥」(Alameda Campinas, 600, Jd. Paulista)で開催する。14日午後7時半から開会式、15日は午前10時から午後9時まで。河村支部長と小川雅子副支部長、吉田洋子オザスコ支所長、河村リーナ教師(会計)が案内に訪れた。
 同支部は前身の「和恵会」から新宮清子さんを初代支部長に発足、第2代を阿部君子さんが務め、河村現支部長が3代目。初生けは今年で43回目になるという。
 「年々来場者が増えて、生け花の文化が普及している」と話す河村支部長。「今年は干支の『うさぎ』のように飛躍し、前進、団結して日本文化のさらなる普及に努めたい」と抱負を語る。
 今年は約40瓶が展示される予定で、14日の開会式には総領事夫人も訪れる予定だという。一行は「暗いニュースが多い中、花で明るさ、飛躍を表現したい」と話し、来場を呼びかけた。
 問い合わせは同支部(11・2674・5104)まで。

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