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日系人は日伯の財産=江副校長が来伯講演

ニッケイ新聞 2011年1月14日付け

 12日に開講した日本語教師合同研修会での講義ほか、15日に一般対象の講演会を行うため、新宿日本語学校の江副隆秀校長が来伯している。パンアメリカン・ブラジル日系人協会の矢野敬崇会長、同学園事務局の家田信美さんとともに来社した。
 30年以上日本語教育に携わる江副校長はJICA日本語教育の専門家としてブラジル滞在の経験もあり、現在は浜松、大泉等で日本語教師へ教授法を指導するなど、両国の日語教育に精通している。
 同研修会の開校式では、「日ポ両語を上手く話せる人もいる一方、どっちつかずの人がいる。日系人は日伯の財産。それは日本語教育で金にも宝石にもなる」と熱く語った。
 毎年訪れるブラジルにおいて、「ここ数年、三、四世の新しい世代の登場で、日語教育の盛り上がりを感じる」という。
 15日の講演(13日付け6面で既報)では、日系人向けに作られた教材「1、2、3日本語で話しましょう」の改訂版の利用法を伝授する。日本語教育に興味ある人の参加を呼びかけている。

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