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茨城県人会=総会で小林会長を再選=知事迎え50周年と書画展

ニッケイ新聞 2011年2月4日付け

 在伯茨城県人会(小林操会長)は2011年度の定例総会を1月30日に同会会館で開催し、モジ・ダス・クルーゼス、グァタパラ支部からを含め役員、会員約40人が出席した。
 10年度の事業・決算報告の承認後、本年度の事業計画では、橋本昌知事ら一行を迎え、同会創立50周年記念式典(鈴木康夫実行委員長)を5月15日、宮城県人会館で開催することが説明された。
 また、同時期に記念行事として書道、水墨画、刻字作品の展示会「東洋書画美術展」をサンパウロ市文化センターで開催する。橋本知事、在聖総領事、サンパウロ市市長、日系団体代表らの来賓を迎えて開会式が行われる予定だ。「(同展は)一県人会では大変なこと」と小林会長は話し、韓国、中国系の書家らの出展もあることを強調した。
 11年度の事業予算等が承認された後、役員改選では単一シャッパで1期2年を務めた小林会長の続投が決まった。副会長は、第1=黒澤儀人、第2=若松孝司(敬称略)。
 再選された小林会長は「2期目は勘弁して欲しかったが、やるとなった以上は精一杯やりたい」と所信を語った。
 その他、式典に向けて県側の感謝状作成のため85歳以上の会員らの名簿作りへの連絡協力が呼びかけられ、総会を終了。その後は新年会が開かれ、会員らが親睦を深めた。

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