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UCES=和太鼓の合同練習開催=カ・ボニートに130人

ニッケイ新聞 2011年2月25日付け

 聖南西文化体育連盟(山村敏明会長、大石隆和太鼓部長)は19日、カッポン・ボニート文化体育協会(須田カルロス会長)会館で今年最初の合同練習を行った。聖南西地区の10の市町村(イビウーナ、ピエダーデ、レジストロ、カッポン・ボニート、サンミゲル・アルカンジョ、ピラール・ド・スール、コロニア・ピニャール、オザスコ、ソロカバ、イタペチニンガ)から約130人の少年少女が参加し、汗を流した。
 リーダー高野信太郎さんの指導のもと、体操を入念に行い、基本、打ち込みを練習した後、「秩父屋台囃子」と「ブラジル・オーケストラ」の2曲を練習した。午後4時各町のリーダーが集まり会議を開き、意見を交換して合同練習を終了した。カッポン・ボニート文協の和太鼓関係者が至れり尽せりの世話をして、参加者から感謝された。
 同連盟では4月10日、カッポン・ボニートで第8回聖南西和太鼓選手権大会兼フェスチバルを行う予定である。
 聖南西では年々和太鼓が盛んになり、2007年にイビウーナの「龍舞太鼓」が全伯チャンピオンになり日本の大会に参加した。2010年にはオザスコの「轟太鼓」が全伯チャンピオンになり、来月末ブラジルを代表して日本の太鼓選手権に出場する事になっている。(金子国栄さん通信)

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