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東日本大震災=総領事館で記帳始まる

ニッケイ新聞 2011年3月18日付け

 東北地方太平洋沖地震の犠牲者に対して弔意を表すための記帳受付けが17日からサンパウロ、クリチーバの両総領事館で始まった。前日の発表だったこともあって初日に訪れる人は少なく、サンパウロ総領事館では午前、午後を通じて10人ほどが記帳を行った。
 午後3時半ごろに訪れた平井亜紀子さん、西野パウラさん、藤原ヴィオレッタさんは、同館のあるトップセンタービル内の日系企業で働く。総領事館を訪れて記帳のことを知り、訪れたという。
 日本で15年間暮らしていたという西野さんは、「とっても悲しい。頑張ってほしい」と話す。震災の報道に「胸がつまる思い」という平井さんは、「遠く離れているからこそ、日本のことを守りたいという気持ちになる」と話していた。
 サンパウロ、クリチーバ両総領事館での記帳は18、21、22、23日の午前10時から11時半、午後2時から5時まで受付けている。
 サンパウロ総領事館住所=Av.Paulista,854,3o.andar。電話=11・3254・0100
 クリチーバ総領事館住所=R.Marechal Deodoro,630・8 andar,cj.1804。電話=41・3322・4919

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