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フェイジョアーダに200人=力行会で楽しく賞味歓談

ニッケイ新聞 2011年3月24日付け

 ブラジル力行会(岡崎裕三会長)が新規事業としてフェイジョアーダ会を2月13日に催し、当日は訪日研修生の歓送迎会も兼ねていたこともあって200人近い人が楽しく賞味歓談した。
 スザノ市の下原みどりさん(21、三世)は、「水族館を見たり、花見もしたいし、熊本の親族も訪ねたい」と夢を膨らます。でも最大の目的は「日本語能力試験1級に合格すること」なので、「しっかり勉強してきたい」と語った。
 同じくスザノ市の増田明美(あけみ)さん(22、三世)も「日本でいろいろな経験を積んでもっと大きな人になりたい」という。おばあちゃんから「日本にいって見てきなさい」と言われて育ったこともあり、自然にこの制度に応募して訪日する気持ちになったという。
 二人は2月14日から訪日して東京の力行会の世話になり、午前中は新宿日本語学校で学び、午後から付近のマクドナルドで働いている。
 一方、1月に日本から研修を終えて帰ってきた福本寛幸さん(ひろゆき、18、三世)は「日本語が上達してよかった」と振り返り、中でも秋葉原や原宿を訪ねたことが一番興味深かったとか。研修の最後に余ったお金でゲームなどを買って帰ってきたという。
 フェイジョアーダの準備を3日前からしてきた料理担当者の福島清美さんは、「200食の半分は予約注文。今回は初めてだからバタバタしたけど回を重ねるごとに慣れてくるわ」という。10人ぐらいがきびきびと手伝っていた。
 来場していた金丸満子さん(かなまる・みつこ、79、長野)はフォークを口に運びながら、「外人が作るのより油分が少なくてダイエットで、しかも味がしっかりしていて美味しい」と微笑んだ。
 岡崎会長も「お客さんに来てもらえてホッとした。干し肉を塩抜きすると旨みも逃げてしまう。ここのフェイジョアーダは生肉に適度な塩をして作る特別な方法。あらかじめ長時間煮込んであるから最初から深みのある味になっているはず」と語った。今年3回のフェイジョアーダ会を予定している。

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