東西南北

ニッケイ新聞　２０１１年５月３日付け

　サッカーの試合と市街地サーキットのインディ３００で例年のメーデー以上の混乱が予想されていたサンパウロ市は、雨が混乱に輪をかけ、インディ３００が２日に延期された。２日はマルジナルなどが交通規制の対象となり、朝からの渋滞に悩まされた市民続出。サンパウロ州選手権はサントスとコリンチアンスが勝ち、決勝に臨む事になったが、コリンチアンスとパルメイラスの試合前には応援者同士の小競り合いも起きた。リオ州はヴァスコを破ったフラメンゴが優勝し、南大河州ではインテルナシオナルがグレミオを破るなどの結果を見る限り、最後に残るのはやはり伝統チームと思わされる。
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　定期健診を一週間繰上げてサンパウロ市シリオ・リバネス病院で診察を受けたジウマ大統領は、初期の肺炎と診断され、抗生物質を服用中。２日にブラジリアに戻ったが、エジソン・ロボン鉱動相との会見など複数の公務がキャンセルされたようだ。
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　スペインのバルセロナで、市内の主な道路を水着姿や上半身裸で歩く事を禁止する条例が承認された。サントスやフォルタレーザなどの海岸都市なら当たり前の光景で、レストランでも水着姿で食べる人の姿が普通に見られるブラジルだが、無粋な条例と文句を言うのか当然と言うかはお国柄も反映しそうだ。タンクトップとショートパンツでのジョギングやウオーキングはＯＫ？　それとも？