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仲間と渡伯50年祝う=コチア青年の白旗会長=イビウナ

ニッケイ新聞 2011年5月4日付け

 コチア青年連絡協議会会長で、イビウナ市郊外で花卉栽培を手がける白旗信さんが渡伯50年を迎え、3月6日に自身の農場で記念昼食会を催した。
 長野県出身の白旗さんはコチア青年2次6回で渡伯。大輪の菊や一輪花、グロリオーザ・マルガリーダなどの栽培で知られる。その傍ら18年前にマレットゴルフをブラジルに導入、普及に努め、その功績により第50回パウリスタ・スポーツ賞を受賞している。
 当日は友人知人ら100人あまりが来訪。長女から両親へ感謝の言葉が送られ、宮地誠之イビウナ文協会長は、白旗さんの文協活動への協力に感謝を表した。
 コチア青年連絡協前会長の新留静さんは、花嫁移民で渡伯した諒子夫人をリオ港へ迎えに行った時の様子などを振り返った。諒子さんは現在、シニアのマラソンランナーとして知られる。
 白旗さんが普及に尽力したマレットゴルフ関係者も橋詰明夫フェデラソン会長、井上久宏・国士舘会長などが訪れ祝辞を述べた。ブラジルのマレットは昨年10月、日本側協会の招待を受けて日本での親善大会に参加している。
 最後に白旗夫妻があいさつし、「皆様のご多幸をお祈りします」と謝辞。コチア青年連絡協元会長の山下治さんの発声で万歳三唱後は昼食に移り、親睦を深めた。

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