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にぎわった子供大会=将棋連盟=王将戦は浜六段が制す

ニッケイ新聞 2011年6月4日付け

 ブラジル将棋連盟(川合昭会長)主催の第39回王将戦大会が5月29日、リベルダーデの同会館で開催された。
 今回もサンパウロ州内はじめパラナ、ミナス、パラーなど各地から出場。大会では王将戦ほか、四段、三段、二段、親睦戦の各カテゴリで対戦が行われ、ミナス州ベロ・オリゾンテ在住の浜公志郎六段が王将戦を制した。
 今大会の出場者は40人と少なかったが、併催されたミリン大会(7〜13歳)には28人が参加、家族も多く応援に訪れ賑わいを見せた。
 ミリン大会が開かれるのは2回目。チェス指導者で同連盟五段のジャメス・マン・デ・トレドさんが教える子供たちが参加し、真剣な表情で盤に向かっていた。
 同連盟は8月最終土曜日に次回のミリン大会を開催する予定。問い合わせは同連盟(11・3209・7587)まで。
 大会結果は次の通り。【王将戦】優勝=浜公志郎六段(ベロ・オリゾンテ)、2位=吉田国夫六段(サンパウロ市)、3位=浜井幹男五段(サンパウロ市)、【四段戦】優勝=林繁正(アチバイア、五段に昇段)、2位=上村徳生(サンパウロ市)、【三段戦】優勝=大野寿(イビウナ、四段に昇段)、2位=香川公宏(カストロ)、【二段戦】優勝=小西利治(サンパウロ市、三段に昇段)、【親睦戦A】優勝=中尾光男五段(サンパウロ市)、2位=青木幹旺六段(サンパウロ市)、3位=高根昭秀五段(ベロ・オリゾンテ)、【親睦戦B】優勝=秦豊司三段(サンパウロ市)、2位=井上治男三段(クリチーバ)、3位=住谷久三段(ソロカバ)。(敬称略)

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