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現代押し花展11日から=ブルーツリー・ホテル

ニッケイ新聞 2011年6月8日付け

 ブルーツリー・プレミアム・パウリスタ・ホテル(青木智栄子社長)は、文化事業の一環として「現代押し花アート展覧会」を11日から17日までサンパウロ市の同ホテル(Rua Peixoto Gomide, 707, Cerqueira Cesar)で開催する。入場無料。
 現代押し花は、様々な植物の花や葉を本来の色を損なわずに乾燥させ、特別な額にはめて作品に仕上げるというもの。
 日系作家の巽ミリアン氏が日本で8年間技術を学び、14年前から展覧会や教室を開くなどして普及に努めている。
 展覧会には巽氏と生徒による作品約70点が展示され、11日の午前10時から17日の午後6時まで終日観覧できる。
 また、11日の午後2時から午後5時までは本の栞を作るワークショップが行われ、来場者は自由に参加できる。
 来社した生徒の坂本エレナさんは、「遠くから見れば絵画のようだが、近くだと植物の模様も楽しめると好評です。気軽に立ち寄って下さい」と来場を呼びかけた。
 展示作品は購入でき、収益の一部は東日本大震災義捐金として赤十字に寄付される。問合せは同ホテル(11・3147・7000)まで。

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