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サン・ベルナルド・ド・カンポ市=移民祭、今年で30回目=市議会式典や芸能祭も=18、19日

ニッケイ新聞 2011年6月11日付け

 サン・ベルナルド・ド・カンポ日伯文化協会連合会(中原アルツール会長)は同市議会と共催し、「第30回サンベルナルド移民祭」を18、19両日に開く。
 中原会長、南洋行市議、吉元哲夫サンベルナルド文協会長、金谷義弘パウリセイア文協会長が案内のため2日、本紙を訪れた。
 同市には、全人口の1%を占める日系人約1万5千人(約5千家族)が住む。同祭は、ブラジル日本移民の日を記念して行なわれている。
 18日は、午前8時から瑞穂文化協会球場で記念ゲートボール大会が行なわれ、午後7時から市議会(Praca Samuel Sabatini, 50, Centro)で記念式典が挙行される。
 19日は午前9時から、同市エリス・へジーナ劇場(Av. Joao Firmino, 900, Assuncao)で、太鼓ショーなどの記念芸能祭が予定されており、焼きそば、寿司、うどんなどの売店も出る。毎年恒例で、1千人ほどが訪れるという。
 記念式典では、今回は松本郁さん(83、福島)にジョン・ラマーリョ章が授与される。松本さんは、故・松本龍一瑞穂植民会会長の義理の娘にあたる。瑞穂婦人会の創始者で、数回にわたり会長を務めた。
 南市議らは、「今回は30回目の節目。ぜひいらしてください」と来場を呼びかけている。
 問い合わせは中原会長(11・4392・5528)まで。

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