ホーム | 日系社会ニュース | 全伯剣道選手権=全伯から325人が出場=日頃の研鑽競い合う

全伯剣道選手権=全伯から325人が出場=日頃の研鑽競い合う

ニッケイ新聞 2011年7月23日付け

 ブラジル剣道連盟(児島修徳会長)は、『第29回全伯剣道選手権大会』(成人の部)を15〜17日、ピラチニンガ体育館、サンパウロ市ベビー・バリオーニ・スポーツ会館で開催した。
 サンパウロ市近郊をはじめ、サンタカタリーナ、クイアバ、レシフェ、リオ、ロンドリーナ、クリチバ、ブラジリアなど全伯から、同連盟に加盟する33団体が参加、17〜65才までの325人の剣士が一堂に会した。
 終日、声援や選手達の気合の声が会場に響き渡り、団体戦、個人戦の各部門で、白熱した試合が繰り広げられた。
 三段以上の団体戦では、三重チームが1対0で文協を破り、優勝を果たした。1点を取った三重の高橋一徳選手(39、北海道)は、「昨年は準決勝で文協に負けたので、今年は絶対勝ちたかった。とても嬉しいです」と笑顔。チームは喜びに包まれていた。
 個人戦男子三段以上は、聖武館チームの戸井田健寿ジュリオ選手(33、6段)が優勝。
 09年に世界大会に出場したが足を痛め、2年間の理学療法を余儀なくされたが、勝利を勝ち取った。「思い切ってやった。良い試合ができて良かった」と、汗を流しながら満面の笑みを見せた。
 来年のイタリアでの世界大会出場に向け練習を積んでいるという戸井田選手は、「年齢的にも最後になると思う。精一杯やって、その後は後輩や子供達への育成に尽力したい」と語っていた。
 同連盟審判委員会の蛯原忠男理事は、「以前と比べて地方のレベルが上がってきている。良い試合だった」と講評。
 閉会式では入賞者にトロフィーやメダルが渡され、選手達の健闘が称えられた。
 大会結果は次の通り。(順に1位から3位、カッコ内はチーム名、敬称略)。
▼女子個人戦【段外・初段】=八巻メイ・クラウジア(ロンドリーナ)、間野ヒロミ・アンドレイア(福博)、中田サユミ・タイース(バウルー)。【二段以上】=アシウチケイコ・エリカ(スザノ)、戸井田リエ・クリスチアーニ(聖武館)、尾中美和・エルザミ(サンタカタリーナ)。▼男子個人戦【段外】=大森タカオ・ヴィットル(ロンドリーナ)、ブルーノ・パンゼーロ・シェシュテル(サントス)、ジョアン・マヌエル・テイシェイラ(ブラジリア)。【初・二段】=ウエダユキオ・カイキ(スザノ)、北村メグミ・グラシリアーノ(ブラジリア)、ダニエル・F・ドス・サントス・コスタ(三重)。【三段以上】=戸井田健寿ジュリオ(聖武館)、立花ヴィットル・ゼン・モラエス(文協)、大政ヒデヨ・ロナウド(文協)。▼男女【個人・50歳以上】=堤トシヒコ(リオ)、深水和行(バンデイランテス)、戸井田クンジ・ネルソン(聖武館)。▼団体戦【初・二段】=スザノ、福博、ロンドリーナ、【三段以上】=三重、文協、ロンドリーナ。

image_print

こちらの記事もどうぞ