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亜国=ニッカイ共済会が開所式=日系社会の夢実現へ一歩

ニッケイ新聞 2011年8月3日付け

 【亜国=らぷらた報知7月26日付けから抜粋】ニッカイ共済会の開所式が去る16日、ブエノスアイレス市内サンフアン大通り2496番(アルベルティ街角)で行われたが、植松聡領事夫妻、野口京香JICA所長、生垣彬FANA会長、小那覇アルベルト在亜日本人会会長、その他日系団体代表、会員などが階下ホールを埋めた。
 初めに小池リカルド理事長から「共済会は1974年に創立され、37年が過ぎた。会員の健康管理の仕事をさせて頂いた。私立の医療組織として、皆で助け合う健康維持、病気治療が目的で、大きな夢は日本病院建設だった」などと説明があった。
 診療所の方は、すでに5月から応対が始まっている。最盛時1500の家族会員があったが、現在は400家族会員。平均年齢70歳という高齢層であり、共済会の維持コストは高い。
 小池リカルド理事長によると、「この診療所向け施設の買上げは、会員に対する責任からだった」とし、「創立当時から病院、価値の高い医療センターを設けることが最大の夢だった」と付け加える。
 サンフアン大通りに位置し、間近かに沖県連会館があるが、階下に受付け、待合室、診療室3室、地階にレントゲン室、研究・実験室、1階に診療室、事務所、ホールなどがある。
 周知のように、新しい場所は在亜日本人会横にあった地所を、2008年に売却して入手したものである。あの地所は医療センター、または日本病院を建てる目的で所有していたが、とにかく売却することで引きずっていた負債を乗越えることが出来た。
 「第三者的仲介として、他の医療保険制度やPANIにニッカイ共済会の医療サービスを提供(売る)する方向へ行くこと、新たな会員獲得にすすみたい」と小池理事長は指摘する。「共済会では、今、基本的な範囲の医療を提供しているが、第三者的仲介となると、もっと複雑なもの、入院も必要とされてくる。また、外来の診察、実験・分析、放射線科、病気の助言、支援を行っているが、より良いものにしなければならない」と付け加えた。

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