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『日本人の心の歌チャリティショー』=美空ひばりと昭和の名曲=生演奏で57人が熱唱

ニッケイ新聞 2011年8月19日付け

 コロニア最大級の歌謡祭『日本人の心の歌』チャリティーショーが21日午前10時から、文協大講堂(Rua Sao Joaquim, 381, Liberdade)で開催される。同実行委員会(道康二委員長)、ニッケイ新聞共催。
 今年は美空ひばりデビュー65周年・23回忌を記念して「美空ひばりと昭和の名曲」をテーマに、下は6歳から57人の歌手が計58曲を熱唱する。バンド演奏、編曲は「ザ・フレンズ」が務めるほか、トロンボーン奏者のジョエル・ペレイラやイタマル・ソウザらが駆けつける。
 デビュー前、出征する父親に歌った「九段の母」(39年)から年代を追ってプログラムが組まれる。その合間に「見上げてごらん夜空の星を」「襟裳岬」など、時代を代表する名曲が歌われ、最後の「川の流れのように」(88年)は歌手全員で合唱される。
 ステージに設置されるスクリーンでは美空ひばりの映像が流れ、曲の冒頭では各曲が作られた背景やひばりの物語を司会が紹介する。
 また、昼食時には鳥取県人会芸能部しゃんしゃん傘踊りや池芝流池本照千代会の日本舞踊が披露される。
 案内のため実行委員のみなさんは、「歌われる方々は全伯カラオケ大会優勝者や歌の先生ばかり。美空ひばりの魅力をそれぞれが歌い上げます。4月から始めた衣装やコーラスの準備も万端。ぜひお越しください」と呼びかけた。
 協力券は20レアル。売上の一部は義援金として宮城県人会を通して被災地へと送られる。前売り券は文協、イチバンメルセアリア、明石屋、太陽堂、老ク連、FANCY GOODS、ニッケイ新聞で取り扱っている。問い合わせは(11・3208・3977)まで。

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