ホーム | 特集 | 【ブラジル修養団連合会】日常に役立つ研修の数々=体験者から感謝の言葉

【ブラジル修養団連合会】日常に役立つ研修の数々=体験者から感謝の言葉

ニッケイ新聞 2011年9月10日付け

 式典の司会を務めた講師の安永修道さん(66、三世)=パラナ州マリンガ市=は、「『愛と汗』の教えは心身に刷り込まれ人生の支柱となった。こんにちは、どうぞ、ありがとうと積極的に声かけする『幸せ種まき運動』も常に心がけ実践している」と語り、日本への研修など数々の思い出を連ねた。
 「小さい頃から内気だった」という安楽歩美さん(20、四世)=サンパウロ市=は、「リーダーとして成長し、人と接することが怖くなくなった。これからも色々な人の人生をよい方向に変えていってほしい」と話した。
 山口仁さん(24、三世)=スザノ市=は、「リーダーとしてグループを率い、個人の想いを犠牲にして集団の活動を重んじることの大切さを学んだ」と涙ぐみながら体験を語り、「これからも素晴らしいリーダーを造っていってほしい」と締めくくった。
 今回本部から正式に講師と認められた草野正男さん(46、三世)=モジ市=は、「家族や愛という価値を忘れがちな物質主義の世の中でも、無償で人に尽くす生き甲斐ある人生にしたい」と決意を語り、「集団生活を学べる豊かな機会を与える修養団の中で、子供が育っていくのを見るのは大きな喜び」と笑顔を見せた。それぞれの挨拶には大きな拍手が寄せられた。

image_print