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東西南北

ニッケイ新聞 2011年9月17日付け

 24時間以上にわたり、サンパウロ市内各地で2500ものスポーツイベントを同時開催する「ヴィラーダ・エスポルチーバ(Virada Esportiva)2011」が今週末、17日午前8時から18日日午後8時まで行われる。今年5回目となる同イベントでは、パライゾポリス区にアイススケート場、アニャンガバウ地区にはMMA(総合格闘技)の特設リングなどが設けられる。その他にも、グアラピランガ湖ではスカイダイビング大会が開かれる予定だ。各々の行事の詳細は、www.viradaesportiva.prefeitura.sp.gov.brで確認を。
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 サンパウロ市南部のインテルラゴス産婦人科病院で14日午後8時ごろ、エレベータが故障してできた隙間から、女性が落下して死亡しているのが発見された。軍警によると、女性の遺体は事故発生から3時間後にようやく修理にきた技術者によって見つかったという。赤ん坊を生んで間もない娘に会うために、その女性は喜び勇んで病院を訪れていたに違いない…。
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 さしもの「自由な校風」で知られるサンパウロ市のPUC(カトリック大学)も、学生が企画した第1回「Festival de Cultura Canabica(大麻文化祭)」には校舎閉鎖令という対抗処置で応じたと伯字紙が報じている。60年代後半の学生運動では一大拠点となり、独特の学生自治気風を持つことは有名だが、「大麻文化祭」とはあまりに直接的な命名であり、さすがに今回は学長から待ったがかかった。インターネットのフェイスブック上で呼びかけが行われ、6千人もの学生が参加すると名乗りを上げていたという。

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