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千羽鶴贈って復興祈る=レジストロから福島へ

ニッケイ新聞 2011年9月17日付け

 3月11日、東日本で起こった大地震と津波の様子を流したテレビの映像は、世界中の人々を戦慄させた。
 被災者を励まし、復興を祈って、レジストロ文協の日本語学校と同市の州立外国語センターの生徒達約70人が、千羽鶴と応援メッセージを被災地の子供達に届けてもらうよう、姉妹都市の岐阜県中津川市に送った。
 中津川市の夏祭り「第25回中津川おいでん祭」の実行委員会は8月12〜14日、福島県大熊町の小学6年生58人と14人の教師及び父兄を「おいでん祭」に招待。そのさい、大山耕二市長から生徒代表に、レジストロから送られた千羽鶴と応援メッセージが手渡された。
 あの悪夢の様な日から半年が過ぎたが、大震災の爪痕はあまりにも大きく、被災地の復興も思うままにならないようである。レジストロの子供達の祈りが、少しでも被災者に勇気を与えてもらいたいものだ。(金子国栄さん通信)

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