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ブラジルのリズム カルテットで演奏=ピアノは矢崎 愛さん

4月21日(水)

 サンパウロ市在住のピアニスト、矢崎愛さんのコンサートが二十四日午後十時から、ヴィラ・マリアーナ区の音楽バー「オバル」である。サックス、ベースのクサムラ・ヨシヤら三人のブラジル人奏者と競演。パーカッション、ヴィブラホン、トランペット、リコーダーが矢崎さんのピアノに絡む。
 ボサノヴァ、サンバのスタンダードを中心に、クラシック、日本の童謡まで、十五曲程度を聴かせる。矢崎さんは「ジャズをサンバ風にしたり、童謡をブラジルの田舎音楽風にしたり。そのアレンジにも注目して欲しい」と語る。
 九六年に来伯した矢崎さんは弓場農場で二年生活。その後サンパウロ州立音楽学校で学んだ。現在、市内のバー、レストランで演奏するほか、出張指導も。
 「オバル」は著名ハーモニカ演奏家が経営するバー兼音楽家のたまり場で、看板はない。ベルを鳴らすこと。住所はリンス・デ・ヴァスコンセイロス通り2090。入場料は一五レアル。前売り券の購入など問い合わせは電話11・9164・4620、同3271・8349(矢崎さん)。

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