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聖西芸能祭=11支部が93演目披露=約6百人がやんやの喝采

ニッケイ新聞 2011年10月6日付け

 サンパウロ市西部の文化協会11支部で構成される聖西芸能連合(中川浩巳会長)が主催する『第31回移民祭り』が先月18日、タボン文化体育協会会館で開催された。3百人以上が舞台に立ち、約6百人が来場した。
 午前9時に始まった祭りでは93演目を披露。日本舞踊や和太鼓、YOSAKOIソーランのほか、タボン日本語学校の生徒が桃太郎の寸劇を日語で行った。
 また、イタペセリカの松揺会による能「猩々」や、ベリーダンス(エンブー文化協会)などジャンルを問わず多彩な演芸が舞台を飾った。
 各支部の高齢者表彰もあり、11人が登壇し表彰状が贈られた。104歳と最高齢の森広登さん(ボンフィギリオリ親睦会)が代表で挨拶した。
 エンブー婦人部手作りの弁当やうどん、パステルなども好評を博していた。配布された抽選券の結果発表で来場者は最後まで楽しんだ。
 中川会長は、「演者の熱意が伝わってきた。盛大に30回目を祝った昨年よりも来場者が多く賑わいました」と成功を喜んだ。

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