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東西南北

ニッケイ新聞 2011年10月11日付け

 リオ市の病院で、心機能の一部が完全に止り、姉も死を覚悟した患者の心臓が再び動き始め、機械も不要となるという国内では前例のない奇跡が起きた。奇跡の主は、肝臓の手術のために入院したが、手術中に心臓に問題があることが判り、心臓専門医に転送された48歳のセルジオさん。心臓移植を待つ間、機械により生き延びていたが、突然、動かなくなっていた心臓が機能し始めたという。担当医によると、再び動き始める確立は5%以下。「これからは新しい人生の始まり、できる限り楽しみたい」とセルジオさんは述べている。諦めなければ奇跡は起きる?!
     ◎
 9月30日に19歳の少年が飲酒運転していた高級車「カマロ」との交通事故に巻き込まれ、身体の85%に火傷を負ったエジソン・ドミングエスさん(56)が3日午後11時頃、クリニカス病院の集中治療室で亡くなった。「事故を起こした少年が刑務所に入るまで一生闘う」と未亡人となったネウザ・ダス・グラッサスさん(63)は話している。エジソンさんが亡くなったことで少年は殺人罪に問われ、最高で懲役20年の刑となる。ネウザによると、エジソンさんは亡くなる直前、両手でハート型を作り、大丈夫だと伝えたという。他人の無責任さによって愛する人を奪われたネウザさんの正義を願う気持ちが裁判で受け止められるといいが…。

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