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東西南北

3月9日(水)

 韓国人の弁護士が四日、議会調査委員会(CPI)で取り調べ中の中国人ロウ・キム・チョン容疑者から押収された八千万レアルの商品の返還を求め、一万レアルのワイロを提供した疑いで逮捕された。TVグローボの取材班が駆けつけ、同弁護士が留置場入りを勘弁してくれと土下座して謝る屈辱的場面を録画した。同弁護士は赦免を聞き入れられず留置された。
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 歩行者を巻き込んだ自動車事故二件が六日夜、サンパウロ州で発生。タウバテ市では乗用車が歩道に突っ込んで五人が負傷、うち十二歳の男児は左足切断の重傷を負った。無免許運転をしていた男は現行犯で逮捕されたが、女性が運転していたとの目撃証言もある。サントス市では、ロックバンドのヴォーカリストが交差点で衝突事故を起こし、そばにいた十六歳と十七歳の少年ら三人をはねた。三人は歯を折るなどのけが。
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 路上生活者のグループ七百五十人が六日夜、サンパウロ市中心部ブラス区にある社会保障院の敷地内に、また百人が同市北部ジャラグアー区の連邦鉄道公社の敷地に侵入した。翌日、同グループはセー広場までデモ行進、リーダーらが市庁住宅局内に入ろうとして市民警備員らと衝突した。彼らは庶民向け住宅の供給と滞り出した家賃手当てのすみやかな支給を訴えた。
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 社会保障院(INSS)の受付整理券をもらうためセヴェリーノ・E・サントスさん(65)は六日夜に家を出て、リオのINSSパドレ・ミゲル支部の入り口前で列に並び徹夜で十二時間待った。サントスさんは係員から年金出願書類のコピーを取るよう求められ、コピー店で倒れて息を引き取った。年金申請は、前日から出かけ翌日のお昼頃に受付番が来る高齢者にとって命懸けのもの。

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