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東西南北

ニッケイ新聞 2011年10月18日付け

 メキシコで14日からパンアメリカン競技大会が始まったが、2日目の15日、女子バレーボールのブラジル対ドミニカ共和国の試合でアクシデントが発生した。ブラジルのジャケリネ選手が、ブロックした拍子にバランスを崩し、こぼれ玉を拾おうとした選手と衝突し、その場で気を失った。病院へ搬送された同選手は、検査の結果、頸椎を2カ所骨折していたことが明らかになった。残念ながら今大会と11月の世界大会には出場不能となったが、危険な所を骨折したのにも関わらず、歩きながら退院しており、大事に至らなかったのは不幸中の幸い。一方、17日午後1時現在のブラジル選手のメダル獲得数は、競泳での活躍などもあり、金5個、銀5個、銅3個の計13個に達し、総合メダル獲得数で2位となっている。1位は既にメダル26個を獲得したアメリカとなっている。
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 パラナ州の銀行員らは17日午前中の総会で、21日間続いていたスト終結を決めた。その他の地域では、14日の内に合意成立の州もある一方、17日午後6時頃からの総会によって判断されるため、午後5時現在もストが続いている州もある。サンパウロ州も17日の総会待ちだが、一部支店が通常営業を始めており、総会で合意成立となればストの終わりが決まる。21日間続いたストは2004年以降最大のものになった。

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