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東西南北

ニッケイ新聞 2011年10月19日付け

 銀行職員によるストは21日間も続き、2004年以降、最長となっていたが、17日午後の総会で合意が成立し、やっと終結が決まった…。
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 17日付エスタード紙サイトでは、ブラジル民の48・1%が太っていると報じており、現在、国民の食生活に大きな変化が見られているとの保健省の調査結果が明らかにされた。同調査によると、ブラジルの文化の一つであるアロース・コン・フェイジョンの消費が減少、その一方、肉や保存食といった油っぽい食品の消費が拡大しているという。また、塩を沢山使う人も増えており、国内の塩分摂取量は現在12グラム/日で、世界保健機関(WHO)が定めた基準の二倍以上。高血圧にならないためにも塩味は控えめに!
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 メキシコで現在開催中のパンアメリカン競技大会の競泳、200メートル・バタフライでブラジル選手のレオナルド・デ・デウス(20)が優勝した。しかし、同大会では禁止されているスポンサーのロゴが入った水泳キャップを使っていたため、競技後に失格を宣言され、金メダルを奪われた。納得がいかない同選手は、競技開始前に審判が確認するべきだと抗議。20分間にわたる口論の末、メダルを取り戻すことに成功した。何万人もの人や何十台ものカメラもあるのだから、一人ぐらい注意してあげればよかったと思うが…。

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