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パラナ=日伯友好経済使節団が帰国=「高まる関心、期待感じた」

ニッケイ新聞 2011年11月25日付け

 【クリチーバ発=長村裕佳子通信員】10月15日に出発したパラナ日伯商工会議所実施の第38回パラナ日伯友好経済使節団が日本、中国の訪問を予定通り終了し、30日に無事帰国した。
 日本各地を回り政府関係者や企業家と意見交換、商談を図り、都内では日伯議員連盟(麻生太郎会長)、JICA、JETRO、JEITAのほか皇室を訪問し、皇太子徳仁親王殿下との御接見の機会を得た。
 それに加え、パラナ州と姉妹州県提携を結ぶ兵庫県の神戸市で井戸敏三県知事を表敬訪問し、愛知県豊橋市では佐原光一市長、NPO法人ABT豊橋ブラジル協会の田中ヒデオ理事長を訪ねた。
 同使節団団長を務める西森弘志連邦下院議員が都内の駐日ブラジル大使館、兵庫県神戸市、愛知県豊橋市の3カ所で行ったブラジル政治・経済の講演会は、計250人以上もの参加者が集まり盛況に終わった。その講演会の様子や、経済使節団の日本各地での活動は日本経済新聞、産経新聞などで報道され、日本のメディアにも大きく取り上げられた。
 今回の訪日を終え、西森下議は「全ての講演会において聞きに訪れてくれた参加者の層に驚いた。その多くが企業の社長や重役などで、ブラジルに大きな関心を抱いていることが実感できた」と話し、「将来にブラジルへの投資が期待できる話し合いの場が持てた。今後の重要なネットワークができた」と訪日の実施に手ごたえを確信している。
 また、中国の訪問に関しては広東フェアのほか、そのインフラ整備に着目し、「中国は北京オリンピックを経験し、空港、高速道路、鉄道と全てすばらしく整えられていた。国内便にも大型ジェット機が導入されていた」と状況を語り、「こういったインフラ整備を目の当たりにし、それと比較して、2014年サッカーワールドカップ、2016年オリンピックを直前にした我々の伯国が世界中から何百万人もの人を迎えられる態勢を整えられるのかどうか不安を抱いた」との懸念も示した。

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