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第3位=日伯経済交流に大きな〃二歩〃=数次商用ビザ、社会保障協定

ニッケイ新聞 2011年12月27日付け

 日伯両国間で商用目的の数次入国ビザの発給が正式決定、来年1月1日から運用が開始されることが決まった。両国の年金を合算できる社会保障協定についても、来年3月からの発効が発表された。
 長年の両国間のビジネスや人的交流で大きな障壁となっていた2つの問題の改善は、ブラジルへの進出を検討している日本企業にとって大きな〃福音〃となりそうだ。
 従来、商用目的でブラジルに入国する場合、最長でも90日間有効な数次ビザしか発給されず、1回の延長で最大180日間の滞在しか認められなかったが、今後は最長で3年間有効な数次ビザが発給され、1回の滞在期間(90日間)のさらなる90日間の更新を申請することも可能。
 社保協定は両国で公的年金の加入年数を通算できるようになる。保険料の二重掛けが避けられるため企業負担が減り、保険料が掛け捨てになる可能性から国民健康保険に加入しなかった在日伯人の生活改善も期待される。
 日本側では今年5月に両院で承認され、伯国側では7月に下院、9月に上院を通過した。恩恵を受ける対象は、両国で約50万人に上ると見られている。

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