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新年のご挨拶=ブラジル日本文化福祉協会会長 木多喜八郎

新年特集号

ニッケイ新聞 2012年1月1日付け

 ニッケイ新聞愛読者の皆様、あけましておめでとうございます。旧年中はブラジル日本文化福祉協会に対しまして温かいご理解ご協力を頂きまして誠にありがとうございました。理事会はじめ関係者一同、新たな気持ちで皆様のご期待に沿うよう邁進してゆく所存でございます。本年も引続き一層のご支援をお願い申し上げます。
 今年は辰年、人間の特徴としては冒険やロマンに憧れ、小さなことにこだわらず、社会や組織の中でリーダー格になる存在と記載されていますが、当協会も更に多くの皆様の参加を仰ぎ、現在、世界の注目の中にありますブラジル社会の一員として、国の発展と日系社会の更なる向上を目指して邁進する所存です。
 昨年3月に発生した大震災は祖国に甚大な被害をもたらし、多くの方々が被災されましたことに対し衷心よりお見舞い申し上げるとともに、2012年が新しい希望の年となりますようお祈りします。
 当協会では、震災発生直後、ブラジル日系主要5団体共同で募金キャンペーンを実施しましたが、日系団体だけではなく、個人、企業、非日系人など多数から義捐金が寄せられ、5月31日までには約326万レアルが集まり、同時点での日本赤十字社への送金額は1億5700万円余、その後も義捐金の寄託が後を絶たず9月末までの総額は約1億7900万円に上りました。
 この募金キャンペーンにはサンパウロ州政府の協力もあり、我々の連携プロジェクト『SOSジャポン』が実現し、慈善イベントには知事夫妻も出席するなど全面的なバックアップがありました。この紙面をお借りして協力者全員に感謝するとともに、被災地の一日も早い復興を衷心よりお祈り申し上げます。
 新年に向けて文協の3つの提案は、第一に、日伯両国間における広範囲な査証免除の締結を促進すること。第二に、日本企業進出の窓口として協力体制を整えることであり、2003年に「BRICs」が発表されてから、日本企業のブラジルに対する注目度が高まり、進出には目覚しいものがあります。ブラジルに関心を有する日本企業に対して情報を提供し、ニーズに対応できる、信頼できる窓口としての体制を整え、協力させていただく考えです。
 第三に、文化交流の場においても従来に増し窓口として、文協は一般大学生や進出企業の若手社員の留学、研修につき、様々な情報を提供できる窓口としての役割を担うつもりです。
 さらに文協施設の国士舘スポーツセンターの再活性化プロジェクト、環境配慮の公園計画は賛同をえて公道整備を現在進行中であり、今年も更なる邁進に力を入れて進めて参りたいと考えています。
 末筆となりましたが、ニッケイ新聞愛読者の皆様のご健勝と、ニッケイ新聞社の更なるご発展を衷心よりお祈り申し上げ年頭の挨拶と致します。

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