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正信会=「もっと布教に励みたい」=毛利住職が抱負語る

ニッケイ新聞 2012年1月13日付け

 日蓮正宗の正 信会(しょうしんかい)がブラジルにもつ拠点、法眼寺(ほうげんじ)の住職、毛利正顕さん(しょうけん、67、北海道)が12日に妻・律子さん(62、沖縄)と共に来社し、「昨年4月から腰を据えて赴任している」と現在の心境を語った。
 元々は1978年から2年間、聖市タマンダレー街にあった寺に派遣されていた。当時は日蓮正宗と創価学会が一緒に活動していたが、その後に分裂した経緯があり、激しい論争のあおりを受けた。
 源流に立ち返る精神を根本とし、創価学会のあり方に対する批判を公にしてきた正信会は、日蓮正宗の宗門と創価学会が再び協調路線を歩みはじめた時期が訪れたことから、苦渋の選択で日蓮正宗から独立する形になったという。
 この騒ぎを受けて、いったん帰国した毛利さんだが83年から毎年1〜2回ずつ来伯して布教活動し、93年頃には聖市ビラ・カロン区に法眼寺を建立し、ずっと息子が駐在していた。しかし、昨年から毛利さん夫妻が赴任し、腰を据えて活動をしている。
 このような経緯から、現在約60家族いる信者には元創価学会や元宗門の人が多く、家庭の中では、それらの現役信者と同居する複雑な信仰生活をしている人が多いという。
 毛利さんは「ここにいるご信者さんが落ち着いて信心できる環境をつくり、もっと布教に励みたい」との抱負を語った。岡山県内の医療関係の大学で教えていたという律子さんも教職を辞めて昨年来伯し、夫の活動を支援している。

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