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活動活発! ミナス文協=初の「日本祭り」を主催=会員240家族、非日系人も多く

ニッケイ新聞 2012年2月15日付け

 【ミナス発】今月3〜5日にミナス州ベロオリゾンテであった『第1回日本祭り』を主催したミナス日伯文化協会(高根昭秀会長)。同市や近郊に住む人を中心に約240家族の会員がおり、日語モデル校の運営、文化祭、食祭、運動会、敬老会を開催するなど日本文化を市民に紹介し、継承に励んでいる。ミナス州内には約20の日系団体があり、互いにイベントに招待するなど交流が行なわれている。

 会員は二、三世が中心で非日系もいる。婦人部、青年部もあり、ソフトボール、剣道、居合道、コーラス、踊り、カラオケなど文武両面で活動している。
 日本祭りではそれぞれが日頃の練習の成果を披露、太鼓グループ「雷鬼太鼓」は3日連続で舞台に立ち、トリを飾るなど大いに注目を集めた。グループの大半を占める非日系のメンバーは「日本文化に興味がある」と目を輝かせる。
 モデル校の生徒は日系、非日系が約半数ずつだが、長年教師を務める宮本君代さん(66、兵庫)は「子供の数が減って非日系が増え、彼らのほうが熱心」と話す。年初に登録する人は毎年100人前後に上るほどの人気だ。また州内の日語学校5校を集め、年に2回勉強会も開いている。
 会館内には複数の教室、職員室を設け、宮本さん含め3人の教師がいる。希望者が一定数集まれば、そろばん、習字、折り紙などの教室も開く。
 会館は市内の高台にあり、08年には百周年を記念して、親日家だったウジミナス社の元社長、故リナルド・カンポス・ソアーレス氏の呼びかけで、複数の日系企業からの寄付による舞台や会議室のある建物が新築された。フットサルコートやプールもあり、主な活動の場となっている。
 赤木文雄副会長(73、熊本)は「小さいながらも活動は盛んですね」と笑顔を見せる。
 来年の日本祭りは、市の観光局とウィルソン・ブルーメル在ベロオリゾンテ名誉総領事が、すでに開催を宣言している。
 赤木副会長によれば、今年の日本祭りは概算で赤字は出なかったといい、来年に向けては「今回は準備日数が少なく州内の日系団体が参加できなかったが、次は参加を呼びかけていきたい」と展望を語った。


 日本移民、企業の歴史が一冊に=ミナス文協が百年史を発行

 ミナスジェライス州に根付いた日本移民や日系企業の歴史をまとめた書籍『A Presenca Japonesa em Minas Gerais – Imigracao e investimento 1908-2008』が昨年4月、ミナス日伯文化協会から刊行された。全420頁で、全編ポ語。
 08年の移民百周年にあたり、同地でも記念事業を行なおうと州内日系団体代表が話し合い様々な意見が出たが、日本庭園の建設、移民史の発刊にしぼることに決まり、執筆が進められてきた。
 「ミナスでの日本移民」「ミナスへの日系企業の投資」の2部構成。戦前、戦後のミナスの日本人移住史、日伯の経済関係、日系企業の経済活動などが網羅されており、年代ごとに詳しくまとめられている。
 同文協理事で著者の岡崎みち子氏(二世)は長年大学で教鞭を取っており、ミナス州の工業連盟に勤務していた経験もある。
 ミナス州の図書館や日系団体、サンパウロの文協に無償で提供され、ミナス文協で販売している。
 価格は45レアル。希望者は文協(電話=31・3428・1690、メール=contato@amcnb.com.br、日本語可)で注文できる。

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