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デカセギ子弟追ったドキュメンタリー映画=『孤独なツバメたち』=上映会を14日

ニッケイ新聞 2012年3月9日付け

 静岡県浜松学院大学が制作したドキュメンタリー映画『孤独なツバメたち』(Andorinhas Solitarias)が14日午後4時から、文協ビル小講堂(Rua Sao Joaquim, 381, Liberdade)で上映される。入場無料、要申込み。ポ語字幕つき。
 文協、CIATE、NIATRE、ISEC、国際交流基金の後援。
 二つの故郷の間で揺れ動きながら自分の居場所を求めて生きる出稼ぎ子弟5人の人生を追ったドキュメンタリー。同大の津村公博教授と映画監督・中村真夕さんが手がけた。
 2008年のリーマン・ショックで仕事を失い3人が帰伯することになった経緯や、日伯両国で外国人として扱われる現状を浮き彫りにする。
 終了後は津村教授、中村監督、「カエルプロジェクト」の中川郷子コーディネーター、ISECの吉岡黎明会長による討議が行なわれる。
 申込み希望者は件名に「孤独なツバメ」と記載し、名前と電話番号を明記の上CIATEまでメール(contato@ciate.org.br)で連絡すること。問い合わせは(電話=11・3207・9014)まで

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