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旧東京銀行の施設を購入=ニッポン・カントリー・クラブ

購入した新しいクラブ

 ニッポン・カントリークラブ(佐々木ワルテル理事長、以下NCC)は今年始めに昔の東京銀行(現・東京三菱銀行)のクラブを購入した。同クラブはNCCの本拠点と同じサンパウロ州アルジャー市に所在。数カ月の交渉を終えて契約が成立した。

 佐々木理事長は二つの理由から同クラブを購入したと振り返る。一つ目は「会員の満足度を挙げるために快適で心地よい環境を提供したかった」と説明。また、もう一つは「NCCが有力な日系団体として続き、後世への財産として残せるよう投資した」と話す。

 同クラブはNCCから1・5キロの距離にあり、優良設備や豊かな自然を持つ。NCCの理事会では、今後も設備改良等の取り組みを行う計画を話している。

 「既にソフトボールと野球のクラブから球場を良くしてほしいという声が上がっている」と佐々木理事長。今回の取り組みで「NCCは今後更に素晴らしい団体になるだろう」と自信を見せた。

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