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ブラジルを知る会=バザー売り上げ、1万レ=あしなが育英会に寄付

ニッケイ新聞 2012年3月21日付け

 ブラジルを知る会(清水裕美代表)は11日、サンパウロ市の三和学院で『東日本大震災応援バザー』を開いた。本、衣類、おはぎ、赤飯などの食品も販売、約300人の来場者でにぎわった。会場には「がんばれ日本」と書かれた横断幕が貼られ、募金箱も設置された。
 今回のバザーの純収益金は1万210レアル。20日に来社した清水代表と仲口ひとみ運営委員によれば「すでに円に換金し、日本に一時帰国した会員が、あしなが育英会に寄付する」と報告した。
 同会は被災地の応援を目的に、昨年5月にも応援ブックフェアーを開催、今回で2度目の応援フェアとなる。
 清水代表は「震災復興は1年、2年の話ではない。自分たちが忘れないためにやっているけど、やっぱり被災地に必要なのは資金。体力が続く限りは続けるつもり」と話した。

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