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東西南北

ニッケイ新聞 2012年3月22日付け

 ブラジリア時間の20日午後3時過ぎ、メキシコ南部をマグニチュード7・4の地震が襲った。20分後に5・3、32分後にも5・1の余震が起き、歩道橋がマイクロバスの上に落ちるなど、建造物の被害が報告されている。地震はメキシコシティーでも感じられ、建物が揺れたのに驚いた人が慌てて路上に飛び出す姿も見られたという。オバマ米大統領の長女のマリアさんも学校行事で同国訪問中だったが、何の被害もなかったとか。
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 ウルグアイで看護士達による殺人事件が発覚、世界中を震撼させた。モンテビデオの大手私立病院の看護士は集中治療室の患者11人、公立病院の看護士は心臓科の入院患者5人を殺害。血管に空気やモルヒネを注入して殺した患者は、1人が50人以上、もう1人は数えきれないという。警察は、ここ7年の被害者の数は200人に達するだろうと見ている。
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 サンパウロ市で頻発していた電撃強盗の犯人は「金髪ギャング」と呼ばれる金髪女性たちを中心とした犯罪集団だった。ギャングたちは高級服や宝石をまとった女性を襲い、奪った現金やカードでブランド品を買っていたという。また、映画「俺たちに明日はない」にならい、女性メンバーを「ボニー」、男性メンバーを「クライド」と呼んでいたとか。犯罪者としての自分たちをもおしゃれに美化していたわけか。

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