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デコ画廊=『大竹富江、三梨伸合同展』=30周年記念の最終企画

ニッケイ新聞 2012年3月27日付け

 デコ画廊(田口秀子代表)が30周年記念最終イベントとして、『大竹富江と三梨伸の出会い』をテーマに29日〜4月29日まで、同画廊(Rua dos Franceses, Bela Vista)で展示会を開催する。入場無料。
 午前10時〜午後7時まで開館。オープニングは28日午後7時から。期間内無休。
 来伯した三梨さん(51、神奈川)は、JBAC(日伯アートセンター)の日本代表。91年、サンパウロ・ビエンナーレ出展を機に交流を開始、サンパウロ現代美術館や川崎市市民美術館など、日伯両国で開かれる交流展示の運営企画に携わってきた。
 東日本大震災から1年が経過したことも受け「前向きに生きていこうとの想いを込めた」と話し、「森の再生」や「海との共存」をイメージし展示を制作した。大竹さんの作品6点と共に展示される。
 2階では『斜めの視線』をテーマに12人の日伯作家による合同展が開かれる。
 案内のため来社した三梨さん、JBACの吉沢太ブラジル代表は「光栄なことに、大竹さんの作品はどれも新作。是非多くの方に来場してもらいたい」と呼びかけた。
 問い合わせは同画廊(11・3289・7067)まで。

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