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東西南北

ニッケイ新聞 2012年3月29日付け

 ブラジル代表チーム監督のマノ・メネゼス氏が28日未明、飲酒運転の検問に引っかかり、罰金と7点減点の処分を受けた。免許不携帯だったため奥さんがコピーを届け、車は別の人が運転して帰った。監督が検査を拒み、飲酒量は不明だが、有名人は些細な事も話題に。エイケ・バチスタ氏は、死亡事故を起こした長男をスピード違反などの前歴者と批判した人に、あんただって制限速度を超えて走った事はあるだろうと切り替えしたが、著名人や関係者には地位や役職に見合ったモラルや人格も求められる…。
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 秋になって1週間余の28日未明、南からの強い寒波のため、サンタカタリーナ州ウルビシ市での最低気温が氷点下1・1度。サンジョアキンやウルペマでも0・1度や0・2度を記録。南大河州サンジョゼ・ドス・アウゼンテスでの最低気温は2・9度、体感温度は氷点下4・5度だった。
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 28日朝、ルーラ前大統領の喉頭がんが消失したと主治医のチームから発表があった。主治医は「完治した」との表現は避けたが、向こう5年は大丈夫だとし、5年目の終わり頃に検査を行って異常がなければ完治ということになるという。この報に大喜びのルーラ氏は、早速インドにいるジウマ大統領に報告。BRICSサミットへいい景気づけとなりそうだ。一方で、ルーラ氏の心は早くもサンパウロ市市長選か。

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